「正しく知り、正しく対策」
従業員教育で、感染対策の意識改革を
新型コロナウイルス感染者の国内初確認から、はや3年以上が経過しました。当初は緊急事態宣言が発出され、外出自粛や休業要請が求められる状況に陥りました。社会経済活動に多くの影響を与えた新型コロナウイルスですが、今現在は5類感染症に移行しています。
しかし新型コロナウイルスが感染拡大する可能性がなくなったわけではありませんし、感染症は新型コロナウイルスだけではありません。 今後もまた新たな感染症が猛威を振るう事態も想定されるのです。
私たち人類が誕生する以前からウイルスや細菌は地球上に存在し、人類の歴史と共に古くから感染症と共存してきました。日常的に私たちは様々な感染症のリスクとうまく付き合いながら生活していかなければなりません。しかし過度に恐れることも、リスクを過小評価することも、正しい向き合い方とは言えません。リスクに対して「正しく知り、正しく対策すること」が重要です。
例えば、手洗いマニュアルに示された一つひとつの手順にも目的や意味があります。お客様と向き合う従業員・スタッフが、感染対策を正しく学ぶことが求められます。
感染防止対策は日々の様々な対策の積み重ねによって効果を発揮します。「この対策を徹底すれば感染症の拡大を100%防げる」という“万能の対策”は存在しません。
一人ひとりが「自分にできる感染対策」を意識し、理解し、実行することで感染拡大を防ぎ、お客様や共に働く同僚の生命と健康を守ることができます。
この検定を通してあなたが学んだ「感染対策に対する正しい知識」が、あなたが働く企業の従業員・スタッフのみならず取引先の皆さまにも浸透することを願っています。
一般社団法人感染対策アドバイザー協会では、感染対策に関する教育活動を通じて、全ての企業、店舗、施設、事業所等が自信と誇りを持って事業を継続できるよう、感染症リスクの拡大防止に貢献して参ります。
感染対策アドバイザー検定について
当協会では、店舗の店長さんや施設の従業員の方々、またオフィスの総務担当の社員さんなどを対象とした「感染対策アドバイザー検定」を実施・運営しております。
感染対策の基本を学ぶ講座を受講していただき、その後の検定試験に合格していただくことで、当協会から「合格認定証(AAI認定証)」を発行させていただきます。
合格された方は、自ら学んだ感染対策の基礎知識を、 自店や自社のスタッフに伝えていく使命があります。ただ単にこの検定試験に合格するだけでは、感染対策は機能しないのです。
従業員教育を推進することで、感染対策をより強固に機能させることを目的とした検定試験です。
検定試験の情報はこちら
- 法人名
- 一般社団法人感染対策アドバイザー協会
- 住所
- 東京都千代田区神田駿河台4丁目3番地
- 設立
- 2020年8月24日
- 代表理事
- 中村明子
中村明子 略歴
- 昭和33年
- 国立予防衛生研究所細菌部
- 昭和59年
- 国立予防衛生研究所細菌部室長
- 昭和62年
- 共立薬科大学法人評議員
- 平成元年
- 東京大学医学部非常勤講師
- 平成2年
- 英国中央公衆衛生研究所
- 平成8年
- 国立予防衛生研究所(現国立感染症研究所)を定年退職
- 平成8年
- 国立病院機構東京医療センター付属東が丘看護学校非常勤講師
- 平成8年
- 東京医科大学客員教授
- 平成8年
- 共立薬科大学法人理事
- 平成9年
- 共立薬科大学客員教授
- 平成9年
- 国立感染症研究所感染症情報センター客員研究員
- 平成18年
- 共立薬科大学特任教授(感染症担当)
- 平成20年
- 慶應義塾大学薬学部客員教授
現職
東京医科大学兼任教授( 微生物学分野担任 )
特定非営利活動法人 栄養衛生相談室理事長
一般社団法人慶應義塾大学薬学部KP会 理事
一般社団法人関東学校給食サービス協会 顧問
日本臨床腸内微生物学会 監事
関係公務
- 厚労省(厚生省)
- 公衆衛生審議会専門委員 / 感染症サーベイランス情報解析委員 / 食品衛生調査会食中毒部会委員 / 腸管出血性大腸菌O157感染症治療マニュアル作成委員 / サルモネラ食中毒の発生防止に関する分科会委員 / 厚生労働科学研究費補助金事前評価委員
- 文科省(文部省)
- 保健体育審議会委員 / 学校給食における衛生管理の改善に関する調査研究協力者会議委員
- 東京都
- 東京都学校保健審議会委員 / 東京都食品衛生調査会委員 / 東京都食品安全情報評価委員会委員 / 東京都食品安全情報評価委員会 専門部会委員長
- 学会役員
- 日本感染症学会評議員
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2020.11.19